『新倭館』田代和生を読書。
江戸時代の日朝貿易の貿易場(倭館)を解説。
・鎖国でも、長崎/対馬/薩摩で海外貿易していた。
・日朝貿易は、釜山の倭館で行われた。
・日本は木綿/白糸(絹)/米(稲作できない対馬向け)/人参を輸入し、鉱産物(銀、銅など)/牛角を輸出した。
・倭館には、対馬の壮年男子の5%(約450人)が居住していた。女人は禁制であった。
・朝鮮人の喧嘩は口喧嘩、日本人の喧嘩はすぐ手が出る。
・倭館で2頭の虎を退治し、食べた記録がある。
・日本料理の杉焼と菓子は、朝鮮人に人気があった。
・対馬は、日本より朝鮮半島の方が距離が近い。