『同時代史叢書 戦後と安保の六十年』上村秀樹を読書。
・日米安保は1951年、日本の独立を認めた講和条約とセットで調印。
・日米安保は、米軍の意向が強く反映された不平等条約である。
・日米安保は、安全保障条約と、米軍の特権を認めた行政協定と、密約からなる。
・60年安保は岸内閣により強行採決。行政協定は地位協定に変わる。
・60年代、日本は経済発展で政治問題は下火となる。
・72年、核に関する密約と共に沖縄が返還される。
・冷戦終結後の91年、湾岸戦争発生、日本は130億ドルを米国に提供。自衛隊は派遣せず。
・2001年9.11テロ発生、米国はアフガニスタンを攻撃。03年イラク戦争で、日本は陸・海・航空自衛隊を派遣。自衛範囲が世界に拡大。
・沖縄海兵隊の軍事力は低く、分散されており、存在意義は薄い。
・日本人は賢くなり、終戦日(もう戦争はしない)に帰るべき。