top learning-学習

『中坊公平の人間力』中坊公平・佐高信を読書。

1章 中坊の原点
・弁護の原点は、現場に赴く事、被害者と同じ立場に立つ事。
・中坊は欠点だらけだった。欠点がない人は、それが欠点。
・森永ヒ素ミルク事件-嫌がる子供に、何故ミルクを飲ませたのか、母親が自分を責める。泣かされたそうです。

2章 住専問題
・住専7社が破綻、中坊は債権回収の為、錦織淳の紹介で住宅金融債権管理機構の社長に。
・住専の失敗は、価値が変動する土地に貸した為、人に貸すべき。
・責任は金融機関にあり、公的資金を導入するのは不適切。

3章 腐敗
・悪の後ろに巨悪がいる。
・豊田商事事件で破産管財人、信楽鉄道衝突事件で代理人を務める。

4章 司法
・法律は道具、柔軟に使い、必要があれば修正する。
・司法は、紛争を2割しか解決していない。残りは、泣寝入り、政治解決、暴力、行政指導。
・国民は、国民主権である自覚が足りない。

top learning-学習