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『ハマスの息子』モサブ・ハッサン・ユーセフを読書。

著者はハマス幹部の息子で敬虔なイスラム教徒。
18歳の時、銃を購入しイスラエルに逮捕される。釈放を条件にイスラエル保安局のスパイになり、パレスチナ人によるテロの防止に尽力する。
終わらない殺戮に矛盾を感じ、キリスト教に改宗。28歳でアメリカに亡命。
宗教、国家、家族など様々な事を語っています。是非読んで欲しい。

・1948年パレスチナにイスラエル建国。
・78年著者はイスラム原理主義組織ハマスの幹部の長男として、ヨルダン川西岸に誕生。
・87年イスラエル-パレスチナ間で第1次闘争開始。
・93年イスラエルとアラファト(PLO)でオスロ合意が結ばれ、パレスチナ自治政府誕生。
・96年著者は銃を購入しイスラエルに逮捕される。拘置所で拷問を受ける。釈放を条件にイスラエル保安局のスパイになる。
・99年著者はエルサレムで聖書の勉強会に参加。「隣人を愛し、敵を憎め」ではなく、「敵を愛せ、敵は自身の中にある」に感動。
・2000年イスラエル-パレスチナ間で第2次闘争開始。
・この頃、著者はイスラエル保安局と連携し、自爆テロなどを防止。
・04年アラファト大統領死去。パレスチナ内の闘争も始まる。
・07年著者は自分の人生を虚無に感じ、アメリカに亡命。

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